包茎は男性特有の症状であり、幼児期に経験しても成長と共に悩むことはなくなるのですが、中にはその状態を保ったままの人がいます。
包皮の内側に恥垢と呼ばれるアカがたまった状態となり、元々包皮内は常に湿った状態であることから、雑菌やウイルスが増殖しやすい環境です。
内部をきれいに洗っても皮の内部は再び菌で満たされてしまいます。
雑菌によって、亀頭包皮炎や尿道炎や膀胱炎にかかった人の約9割が方形であったという統計があり、本人だけでなくパートナーである女性が性行為によって膣炎を起こしてしまう危険性もあるので、早めの治療が必要です。
包茎には仮性と真性の2種類があり、勃起の状態で亀頭が露出するかしないかで分けることができます。
どちらの状態でも一般的には、環状切開法と呼ばれる方法で余分な皮を切除する方法が多いのですが、傷跡が中央にできてしまうのが欠点です。
これに対して仮性包茎で多く行われる亀頭直下法や根元法では傷跡が小さくて済みます。
亀頭直下法では傷が亀頭のすぐ下に、根元法ではペニスの根元に残りますが、目立つことはありません。
手術は30分から40分程度で局部麻酔にて行われ、自然に溶ける糸を使うので抜糸の必要はありません。
傷口を濡らさなければ翌日からシャワーを浴びることも可能です。
費用は、亀頭直下法で9万円で根元法で11万円ほどで、保険の適用を受けられない医療機関が多いです。
一人で悩むことなく、信頼のおける医療機関を探してカウンセリングを受けてから、対策をすることをおすすめします。
